フラット35の金利が2月に過去最低の1.37を記録したあと、3月には1.47と底をうったようです。長期国債の金利も不安定な動きをしており、高値圏 では買いが入るのですぐに急な金利上昇にはならないでしょうが、これ以上の金利低下にはなりずらい状況であろうと思います。
さて、そんななか、今年の改正で2月からフラット35Sの優遇金利が今までの-0.3%から-0.6%に変わりました。
ということは、今年の3月のフラット35Sの金利はなんと0.87%ということになります。当初10年間がこの優遇金利になります。
これに確定申告での住宅ローン控除1%の還付を合わせて考えると借金をしてるのに儲かってしまう、というわけです。
固定金利なのに金利の支払いよりも住宅ローン控除(長期優良住宅で最大10年間で500万円の控除)で利益が出るというわけで、日本の低金利はすごいところまできましたね。
政府のなんとしても住宅販売数を増やして景気を刺激したいという強い意図を感じます。
日本の低金利はすごいところまできましたね。